評判どおりの星4つ商品

ナカトミ MAC-20 移動式エアコン感想。遅すぎた品川区の定額給付金がようやく入ったので、ナカトミの「ナカトミ(NAKATOMI) 移動式エアコン（単相100V） MAC-20 冷風除湿送風」をネット通販の楽天ショップで購入しました。本来は通常のエアコンを購入する予定だったのですが。予期せぬ事態があったりで、いろいろと悩んでコチラの商品を購入。

安くない買い物だけに巷の噂どおりの商品なのかと心配していたのですが。心配をよそに期待以上のパフォーマンスを魅せてというか、利かせてくれています。評判どおりの星4つ商品を購入に至った経緯と簡単な感想を書きました。検討している方は参考にしてください。

言うまでもなく「あくまでも購入者の感想であり、実感には個人差があります」ですが。

冷房専用エアコンを買うはずが

当初はナカトミの「MAC-20」は購入する予定はありませんでした。冷媒なのか。エアコンが壊れてしまい、メーカーの人に出張費5000円で確認してもらったら購入額と同額の修理費だというので諦めて数年。毎年、冷夏を期待しながら扇風機と冷風扇で凌ぐという夏を数年過ごしてきました。

しかし、定額給付金で10万円が入ることから今年はエアコンを買うぞと思っていたのですが。2か月近く給付にかかった品川区。6月どころか7月中旬になってようやく入金。幸いにして梅雨が遅かったこともあって暑さに苦労することはなかったのですが。いざ、購入しようとなると…。

正直、冬の寒さは3千円とかで売ってる電気ストーブで十分。暑いのは9月上旬まで。一か月弱を安い冷房専用エアコンを検討していたのですが。ヤマダ電機に行っても扱って無く、ネットショップにはあっても、工事代金云々でポチる気にもならず。

仕方無く、6万円台のエアコンを購入しようとなったのですが。リサイクル代金、工事代金が別途かかるのがエアコン。ジャパネットたかたの番組を見てたら工事代金込みで〇万〇千円とやってましたが。本当にこの料金だけで済むのかと録画して何度も見てたら、リサイクル料金等を追加で支払う必要があるとか。更に、工事の日に別途いろいろと請求されたらと嫌だなということで、トラブルあっても近所だし、直接質問や交渉ができるヤマダ電機で購入することにして足を運んだのですが…。

求めるエアコンは「安さ」のみ。スマホで操作できるとか、毎月の電気代がとかは正直どうでもいい。涼めればいいだけのエアコンが欲しかったのです。少しでも安いのはないかと目に入ったのが6万円を少し超えるエアコン。店員を呼んで質問タイム。このエアコンの料金以外に発生する料金を訊くと、標準工事費は含まれているのでエアコン本体の6万円(別途消費税6000円)、取り外しとリサイクル料金で計8千円超がかかると。つまり、別途1万4千円で7万4千円。ここで終わりだったら購入してたのですが。まさかの落とし穴がありました。

壊れてしまったエアコンを購入したのは10年前。その時はエアコン本体、消費税、リサイクル料金だけで購入できてたはずなのに…。

ネットで近隣店のヤマダ電機のチラシにエアコン買い替えの場合はスマホで写真を撮影するとクーポン券が貰えるというのがありました。ですので、自分もエアコンの型番の写真、室外機を置く予定の場所の写真を撮影。エアコンとコンセントの写真はコンセントは延長コードで挿し込んでたので、エアコン設置ぶの高さがわかる写真を撮影してたのですが…。

どうしてコンセントの写真が必要なのかを知りたくて検索したら、エアコン専用コンセント、100V、200V、などの情報が。電力を使うエアコンは延長コードを使うと火事の恐れ、ブレーカーが落ちたり等もあって法律の関係でエアコン専用のコンセントが無い場合はエアコン専用コンセントの工事と配電盤などの工事が別途必要とのこと。それにかかる費用がなんと計3万円近く。つまり、6万円のエアコンを購入しても、その他諸々で計10万円はかかると。この時点でエアコンを諦めたのは言うまでもありません。工事に3万円。我が家的には有り得ません。

工事無し、普通のコンセントでも問題無いという窓用エアコンも考えましたが、高さに見合う窓が無い、唯一見合う窓も落下防止用の柵が窓の前にあったりで装着できそうもありません。どうにかして涼しくできないものかと検索していたら辿り着いたのが移動式エアコンでした。

ナカトミ MAC-20 購入理由

何故、「ナカトミ移動式エアコン MAC-20」を購入したかといえば、多くあるYouTubeの動画を参考にしたのと、Amazonや楽天ショップのレビューを見てからなのは言うまでもありません。コロナ、アイリスオーヤマを始めとして多くのメーカーが「移動式エアコン」、「スポットクーラー」などで検索すると出てきます。メーカー名と値段でポチりそうになりましたが。それらの商品の多くがレビューに「エアコンは涼しくない」と。除湿とかソッチよりも涼しくなりたいの一点だけはどうしても外せません。

「冷房能力2KW」というエアコン並みのパワーとYouTubeで子供さんが登場するレビュー動画が購入を決める決断の半分以上を占めていたといってもいいかもしれません。息子さん、娘さんが最後にスローモーションになって風に吹かれてるアノ動画。「子供は嘘つかないだろう」というのと、投稿者(お父さん)の説明も信頼できたので。

7月末頃にヤフー、楽天、Amazonで検索すると商品の値段は4万円前後で購入できるようですが。何処で購入すればいいのか。Amazonでの商品が「Amazon」から販売してたら直ぐ購入していたかもしれませんが。Amazonで購入を躊躇したのが出品している店。多くが聞いたことのない会社名。購入するからには販売している会社は重要です。ヤフー(PayPay)では有名なコメリで一番安く売っていたのですが。発送まで要する日数がネックになり諦めることに。

結果、MAC-20を購入をしたのが楽天ショップの「バロー」で販売しているものでした。購入価格はコメリよりも二千円高かったでのすが、ポイントになりますが二千円分戻ってくるのと、販売しているのが岐阜のAMラジオ局、ぎふチャンの「ぬくもりオンタイム」の後に始まる21時40分から放送の「歌謡トピックス」のスポンサーということもあったからです。BSで放送中の大人気演歌番組の「演歌百撰」のスピンオフ番組ともいえる団あしの先生がパーソナリティを務める「歌謡トピックス」内で流れるラジオCMで耳にしていた「バロー」というコメリ同様に信頼のある店だったからです。

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ナカトミ MAC-20 到着

木曜夜に注文して土曜日の夕方に商品は到着しました。重さは勿論、高さもある商品なので紐を使って梱包してるとはいえ、持ち運びづらいのは言うまでもありません。そんな商品を運んできてくれた佐川運輸の人は流石に息を切らしていました。心を込めて「ありがとうございます。」と言ったのは言うまでもありません。

届いたのが夕方だったので、開封、設置は日曜日にしました。本体を取り出す時、胸の高さまである厚めのダンボールの箱の中から約22キロの本体をどうやって取り出すのか。斜めにしたり、寝かすべきかと数分間四苦八苦していたのですが。本体を持ち上げる必要はなく、単にダンボールを上に持ち上げるだけで簡単に取り出すことができました。

本体を取り出した後は想いが先走ってしまって、排気のホースやドレンホースを付けない状態でコンセントを挿し込み稼働してしまったのですが。ピンクの電源ボタンを押した瞬間から涼しい風が。冷風扇や扇風機から出る風とは明らかに違う、エアコン特有の無機質な涼しさだけの風が吹いてきました。説明書を読まなくても本体パネルを見ただけで理解できるぐらいにわかりやすいボタンと配置です。「買って正解だった」と喜びつつも、ドレン水が出る前に電源を切ったのは言うまでもありません。

レビューなどで他の商品よりも高評価の声の一方で弱点として目にしたのが音の問題。確かに音はします。例えるなら室外機の音と昔の冷蔵庫の音がMIXしたような音というべきか。しかし、「うるさくて眠れない」という酷さではありません。涼しいこともあってでしょうけど。何年もエアコン無しで生活していた我が家にとって、「暑くて眠れない」に比べたら全然マシです。夜はラジオや音楽をイヤホンで聴いて眠る人には殆ど苦にはならないのではないでしょうか。

レビューや説明書に書いているとおり、「除湿」にすると温度は上昇してしまいます。見ずらいですが、親が誤操作しないように「除湿」と「送風」のランプ表示はシールで隠しました。親には「電源を入れた後にはランプが付いてるか確認して」と伝えました。ついてなければ「除湿」、「送風」で運転していることになりますので。

6畳であれば、排出さえしっかりすれば26度、25度と設定温度まで下がります。隣の部屋とかも冷えるかと開けてしまうと一気に温度上昇。移動式エアコンが無い状態よりはマシかと思いますが。あくまでも、6畳の部屋を冷やす目的であればナカトミのMAC-20は文句無しの商品です。夏場以外は除湿器として使えますので。

エアコン代、工事費などで躊躇ってる方、ウィンドウエアコンを付けれない方にはナカトミのMAC-20は絶対オススメです。